日本はお金のため

ジェネリック医薬品を推進する最も大きな理由。
それはお金。

医療費の負担が軽減されるということを国民に植え付けようとしています。
が、実際のところ、一般的な処方(一過性)ではほとんど安くなりません。
(詳細は医療の点数的な話になってきますので、薬の差額だけに目を奪われないでください。)
抗がん剤を始めとする一日万単位かかる薬であったり
身近なところではアトピー性皮膚炎や花粉症などの半永久的に必要とされる薬に関しては
その差額は馬鹿にできないものになります。

ですが、ジェネリック医薬品の推進して本当に得をするのは誰なのか?
そこで明らかになるのは
・医療費の軽減(税金)
というのは試算(誰がどう試算したのか明らかではない)ほどの効果はでない、ただの建前です。
薬の単価の差額だけを計算していたのなら、診療報酬というものを理解していない
医療に携わる資格のない人物による絵に描いた餅だからです。

実際は
・ジェネリック会社の利益そのもの
・ジェネリック医薬品を推進した官僚・議員の天下り先
ですね。
収賄ではないんですよね。
結局は天下りなんですよね。官僚の醍醐味です。

要するに、利権にまみれた私利私欲そのものです。
でなければ、臨床試験もしない薬をポンポン認可するはずがありません。
ついでに言えば、使用禁止の発令もないでしょう。
現場が使用しなければいいだけですから。

結局のところ、お金のためだけに先発品の模倣品を作っているだけで
ジェネリック医薬品を製造する企業が先発品と同等の効果を持つ薬を目指さない限り
ジェネリック医薬品は先発品の劣化版として認識されて当然かと思われます。

となれば、同等の効果を示すには臨床試験は必須になりますよね。
有効成分の体内数値が同じだから効果は同じという理屈は、理系の人間なら「何言ってるんだ?この人??」
ってなりますよね。周囲の環境(残りの99%の添加物が与える影響)が違えば結果が異なるのは当然ありえるべきこと。
むしろ同じなのはおかしいのです

しかし、ジェネリック医薬品を認可する試験では
患者は個々人で症状が異なるので、有効成分の体内数値が一定になりにくいため
成人で健康な方のほうがデータを取得しやすい。
と、堂々と明記されているのです。

これ、どういう意味かわかりますか?

薬の体内数値を一定に保ちたいために健康な人でデータ取得しています。
実際の患者に使った場合は効果が出ない可能性があります。

ということですよね。
早期に認可するために、わざわざ条件を整えているわけです。
しかも、その誤差を85~125%としています。
中々の振れ幅ですよね。これを同一と言い切るのはありえませんよね。
しかも、公的文書の実例として挙げられているのはいつも同じ薬なのです。

もちろん、臨床試験を行った薬もあるでしょう。
ですが、明らかに効果のない薬が多数存在することも事実です。

  • 最終更新:2016-09-16 15:17:58

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